2018年4月7日(土)午後、ISOI認定試験が行われ、受験者の先生方は制限時間迄熱心に取り組んでいました。
4月8日約75名の参加のもと午前は 奥羽大学 高橋慶壮 教授による『実践知から考えるインプラント治療』と題して特に歯周病患者の口腔インプラント治療を通じてインプラント周囲炎などの合併症に如何に対処するか?長期的安定した予後を獲得する為に必要な事項を実践例から分かり易く紹介して頂きました。
今回、初めて技工士セッションとして同時刻に開業DT. 関 錦二郎先生から『アナトミカル・ジンジバル・シェーデイングテクニックによる歯肉再現法』と題して氏自身が考案された誰でも簡単に製作再現する方法として細やかな勘所を随所にご披露頂き、技工士の先生方はもとより技工士学校の学生、Dr.にも大変参考となる内容でした。
また、昼時間や休憩時間帯にインプラント関連機材展示の企業ブースが賑わいを見せていました。
そして午後はDr.DH.DT.の垣根を越えたテーマ『インプラントを長期に維持するためには』と題し夏堀デンタルクリニック、八戸ペリオインプラントセンター院長 夏堀 礼二 先生からインプラント設計、上部構造の選択とその製作法、メンテナンスし易いデザインとインプラント周囲病変のメンテナンスなど豊富な臨床例を通じてDr.DH.DT.の共通認識とした問題点を明らかにし、長期安定インプラントを目指したチーム力を解説して頂いた様に思います。
各講師には数多くの質問が寄せられた他、今後のテーマに軟組織の処理法、骨造成、サイナスリフトを扱って欲しいとの要望が寄せられました。